PancakeSwapは、DeFI を理解する上で重要となる分散型取引所(DEX)の一つです。
本記事では、PancakeSwap の概要と実際に使ってみるところまでを解説していきます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは分散型取引所(Decentralized Exchange)です
PancakeSwapは、BEP-20トークン を交換するための BSC(バイナンススマートチェーン)で実装されている分散型取引所(Decentralized Exchange)です。
同じようなサービスとして、SushiSwap やUniswap があります。どちらも イーサリアムブロックチェーン上に実装されている流動性を提供するサービスです。(イードルファーミング)
DeFi プロトコルの最近のトレンドして、ユーザーがトークンと引き換えに暗号資産(仮想通貨)のステークを可能にする多数のプラットフォームが登場しています。
これらの大部分は、Ethereumブロックチェーン上で行われています。
公式ドキュメント:PancakeSwap Intro - PancakeSwap
BINANCE Academy:PancakeSwapガイド | Binance Academy
PancakeSwap やり方・使い方・始め方
PancakeSwap を行うには、分散型取引所(DEX)である PancakeSwap に取り引き資金を入れることが必要となります。
世界最大の仮想通貨取引所である BINANCE のブロックチェーン(BSC)を利用しているため、資金の入れ方は、BINANCE が発行する BNB コインを利用するのが手数料を安くできます。
Coincheck 等の国内にビットコインなどを預けている人であれば、
- Coincheck → BINANCE へ暗号資産(仮想通貨)を送付(ビットコイン、イーサリアムなど)
- BINANCE で BNB へ変換(スワップ)
- 変換した BNB を PancakeSwap へ送付
という流れで PancakeSwap へ資金を入れることが出来ます。
実際に私がやってみた時のやり方をスクショ入りで以下の記事にまとめています。
関連:【はじめてのDeFi運用】PancakeSwapのやり方をまとめました(年率40%)|パンケーキスワップ - クリプトメディア|びっとこちゃん
PancakeSwap の仕組み
PancakeSwapは自動マーケットメーカー(AMM)モデルを使用しています。
つまり、プラットフォーム上でデジタル資産を取引できる一方で、他の誰かとマッチングしているオーダーブックがないということです。(板取引がない)
その代わりに、流動性プール との取引を行います。
それらのプールは、他のユーザーの資金で満たされています。
プールに預け、その見返りに流動性供給者(またはLP)トークンを受け取ります。
取引手数料の一部に加えて、それらのトークンを使用して自分のシェア分を受け取ることができます。
BEP-20のトークンを取引したり、流動性を加えて報酬を得ることができる(ステーキング)ということです。
これらのLPトークンにはいくつかのフレーバーと呼ばれるコインペアがあります。
プールにBUSDとBNBを追加すると、代わりにBUSD-BNBLPトークンを受け取ることができます。
BETHとETHの場合、BETH-ETHのLPトークンを受け取ることができます。