ブロックチェーン技術の第一人者であるアステリア株式会社の奥さんが初心者向けに YouTube で解説していますので 3 つの動画をご紹介します。
- [動画] ブロックチェーンの基本の仕組みを学ぼう
- [動画] ブロックチェーン技術で出来ること
- [動画] ブロックチェーンの種類と技術上の課題
- ブロックチェーンの分散台帳には全履歴が記録されている
- 暗号資産(仮想通貨)ウォレットの役割
- ビットコイン(BTC)の「スケーラビリティ問題」
- 各暗号資産(仮想通貨)の「スケーラビリティ問題」への解決アプローチ
- 参考文献
[動画] ブロックチェーンの基本の仕組みを学ぼう
ブロックチェーンの基本的な仕組みを優しく解説しています。
[動画] ブロックチェーン技術で出来ること
「ブロックチェーンの仕組みでできることって何なの?」が解説されています。
ブロックチェーンでできることの代表格である「レコードキーピング」「トークンエコノミー」「スマートコントラクト」がどのようなものか、何に使えるのか?ということをやさしく解説します。
[動画] ブロックチェーンの種類と技術上の課題
万能のように見えるブロックチェーン技術ですが、まだ多くの課題も残っているのが事実です。
しかしその解決策を知ることで、ビジネスにどのように技術を活かせるのかをより深く理解することができるはずです。
ブロックチェーンの分散台帳には全履歴が記録されている
ブロックチェーン分散台帳にはこれまでの全取り引き履歴が記録され、保有者を特定するアドレス、保有量を誰もが算出できる仕組みとなっています。
暗号資産(仮想通貨)ウォレットの役割
面倒な仮想台帳からの算出せずに管理可能としたのが Coincheck や bitbank などのウォレット。内部データベースで利用者とアドレス、保有量を管理しています。
そのため、利用者が残高を紹介する都度、ブロックチェーンのブロック計算をしなくてもよい作りになっています。
ビットコイン(BTC)の「スケーラビリティ問題」
ビットコインは約 10 分毎に採掘(マイニング)によって複数の取引を含む新しいブロックがブロックチェーンに追加されます。
「始まりのブロック(Genesis Block)」から始まり 1 日 24 時間で 144 ブロックが生成され連続したチェーンを形成しています。
ビットコイン(BTC)の約 10 分毎に 1 MB のブロックを 1 つ生成するやり方は 取り引き速度が遅くなる要因にもなっています。
これをブロックチェーンの「スケーラビリティ問題」といいます。
取引量が多くなるにつれて、ブロックを消費した後に新たなブロック生成までに 10 分待たされることが全体の処理性能のボトルネックになっています。
各暗号資産(仮想通貨)の「スケーラビリティ問題」への解決アプローチ
その改善のために BTC から分岐(ハードフォーク)して出来たのが 8 MB ブロックのビットコインキャッシュ(BCH)です。
ただし、ビットコインキャッシュ(BCH)はビットコインと同じ半減期を持ちます。つまり、10 分ごとの新規ブロック生成(発掘:マイニング)は変わりません。
参考:https://compass-crypto-assets.hatenablog.com/entry/bitcoincash:titile
それと異なるアプローチでビットコインの「スケーラビリティ問題」を改善しようとブロック生成時間の短縮を実現しているのがイーサリアム(ETH)です。
イーサリアム(ETH)はブロック生成時間を15秒に短縮しています。