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【バブル周期を知ろう】ビットコイン半減期はいつか?サイクルとチャートの見方


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ビットコイン 半減期とは

「ビットコインの半減期」とは、ビットコインマイナーに与えられるマイニング報酬が半減するタイミングのことです。

はじめは1ブロックをマイニングすることで50BTCの報酬が与えられていました。21万ブロック毎に半減すると定められていて、最初の半減期は2012年11月29日に訪れ、報酬が 25BTC に半減しました。

「半減期」はビットコインはもちろん、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)すべての価格に大きな影響があります。

これまでのビットコイン半減期では、価格が大きく上昇しています

「半減期」がいつ訪れるか?はビットコインブロックチェーンの実装としてプログラムで決められています。

「半減期」を理解し投資機会を適切に判断する材料として、武器として身につけておきましょう。

ビットコイン半減期が起きる理由と仕組み

ビットコインの発行枚数は2,100万枚が上限であると定められています。

ビットコインブロックチェーンでは、1 ブロック生成に約 10 分の時間がかかるように採掘難易度が調整されています。

そのため、1ブロック生成に要する時間は「ピッタリ10分」ではなく「10分前後」とマイナーの計算速度に依存して前後します。

21 万ブロックを生成するのに 10 分 × 21 万ブロック = 約 4 年を要することになります。

これが半減期が約 4 年に一度訪れる理由です。

ビットコインマイナーがマイニングに使うサーバスペックは年々上昇しています。

しかし、1 ブロック生成に要する時間は 10 分になるようにするため、マイニング難易度もどんどん上昇しています。

当初 50 BTC がマイニング報酬でしたが、2012年半減期で 25 BTCへ、2016年半減期で 12.5 BTCへ、2020年半減期で 6.25 BTC へ、減少しています。

そのため、ビットコインマイナーが 1 BTC を得るための計算量は半減期のたびに上昇しています。

この 1 BTC あたりの計算量の上昇が BTC 価格の上昇をもたらしていることが要因の 1 つとして挙げられています。

ビットコイン半減期はいつ起きるのか?半減期の期間とサイクル

https://www.gpwa.org/forum/images/imported/2017/06/halving-1.png?oldurl=https://news.bitcoin.com/wp-content/uploads/2016/07/halving.png

引用:https://www.gpwa.org/forum/bitcoin-halving-236079.html

4 年に一度訪れる半減期は 33 回目まで続きます。

半減期回数 半減期タイミング マイニング報酬 発行枚数
BTC運用開始 - 50BTC
1回目 2012年11月28日 25 BTC 1,050万枚発行時に半減期
2回目 2016年7月 25→12.5 BTC 残り1,050万枚の半分である525万枚が発行され総発行数が1,575万枚時に半減期
3回目 2020年5月12日 12.5→6.25 BTC 全体の87.5%となる1,837.5万枚発行時
4回目 2024年 6.25 → 3.125 BTC 全体の 93.75 % の 1,968.75万枚発行時
5回目 2028年 3.125 → 1.0625 BTC - |全体の 96.875 % の 2,034.375万枚発行時
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33回目(最終回) 2140年 0 BTC 2,100万枚

ビットコイン半減期の傾向

2012年のビットコイン半減期の特徴と過去チャートの動き

https://www.tradingview.com/x/qxCvH8iA/

ビットコイン(BTC)は、2012年11月28日に1回目の半減期を迎え、新規発行されるビットコイン(BTC)の数量は50BTCから25BTCに半減しました。

ビットコイン(BTC)は11月1日時点で、約850円で取引されていました。

その後、ビットコイン(BTC)の価格は半減期を迎えるまでの期間で上昇し、半減期の当日である11月28日には約1,000円に達しました。

また、半減期を迎えた後も価格は緩やかに上昇を続け、約1ヶ月後の12月31日には約1,150円に達しました。

ビットコイン(BTC)の価格は、半減したタイミングでの急激な変動は起こりませんでしたが、半減期を迎える前後の期間を含めてみると、緩やかに上昇する結果となりました。

2016年のビットコイン半減期の特徴と過去チャートの動き

https://www.tradingview.com/x/zUsYGTR7/

ビットコイン(BTC)は2016年7月に2回目の半減期を迎え、新規発行されるビットコイン(BTC)の数量は25BTCから12.5BTCに半減しました。

2016年5月時点では約4.7万円、6月にかけて価格は上昇し 8万円を超える価格に達しました。

その後、ビットコイン(BTC)の価格は下落し、半減期を迎えた7月4日には約6.4万円となりましたが、再び上昇し、12月には11万円を超える価格に達しました。

そして、2017年にはビットコイン相場が高騰し、2017年12月には200万円に達しています。

2回目の半減期では1回目の半減期とは異なり、ビットコイン(BTC)の価格は半減したタイミングで下落しましたが、半減期を迎える前後の期間を含めてみると、大幅に上昇する結果となりました。

2020年5月のビットコイン半減期の特徴とチャートの動き(2021年5月に最高値を記録)

https://www.tradingview.com/x/AwQyNWyd/

2020年5月12日の3 回目の半減期を迎える直前の 2020年3月には 40 万円を割り込む安値を更新していました。

その後、2020年5月の半減期から徐々に上昇をし始め、2021年5月14日に最高値 700 万円超えを記録しました。

ビットコイン半減期の今後の予定一覧

ビットコインの半減期は約4年に一度のため、今後の半減期タイミングも決まっています。

33回目の半減期でビットコイン発行枚数上限の 2,100万枚すべてがマイングされ終わります。

回数 半減期タイミング(西暦)
1 2012
2 2016
3 2020
4 2024
5 2028
6 2032
7 2036
8 2040
9 2044
10 2048
11 2052
12 2056
13 2060
14 2064
15 2068
16 2072
17 2076
18 2080
19 2084
20 2088
21 2092
22 2096
23 2100
24 2104
25 2108
26 2112
27 2116
28 2120
29 2124
30 2128
31 2132
32 2136
33 2140

ビットコイン半減期の価格予想モデル

https://miro.medium.com/max/1400/1*YvqgE9q1UBOKT_rPAFH4Ew.png

ビットコインは

  • 半減期毎にマイニング報酬が半減すること
  • 発行枚数が 2,100 万枚と限定されていること

という特徴があり、これは金やプラチナなどの価値算出シミュレーションで使われている「ストック・ツゥ・フローモデル(Stock-to-Flow Multiple Model)」で算出される価格予想モデルが最も有名です。

ツイッターの @s2fmliple アカウントをフォローすると、モデルと現在価格の乖離状態、推移状態を追うことができます。

次のビットコイン半減期である 2024 年はいくらになるか?

これまでのビットコイン半減期に伴う価格上昇は、

  • 2016年半減期:6.4万円→200万円(ピーク時)※約31倍
  • 2020年半減期:40万円→700万円(ピーク時)※約17倍

と高騰しています。

また、ビットコイン半減期のバブル後の価格下落局面においては「過去のピーク時価格を下回らない」という特徴もこれまではあります。

そのため、2024年 半減期では、2016年バブルピーク時の 200 万円から 10 倍以上にピーク時になり、その後、700 万円を下限として値動きするのでは?と過去の推移から予測できます。

また、S2F モデルでは、次の半減期では $ 1,000,000 / BTC を大きく超えると予測されています。

まとめ:半減期前後の価格予想と準備

1回目の半減期を迎えた2012年では、半減期の価格に対する影響は大きくなかったものの、ビットコイン(BTC)の価格は上昇する結果となりました。

また、ビットコイン(BTC)の価格は、2回目の半減期を迎えた2016年では半減したタイミングで下落しましたが、半減期を迎える前後の期間を含めてみると大幅に上昇する結果となりました。

2020年の半減期では、1回目および2回目の半減期と同様に、ビットコイン(BTC)の価格は前後の期間で大きく変動する、と暗号資産(仮想通貨)の情報サイトで広く予想されています。

そのため、半減期前後の期間でビットコイン(BTC)やその他の暗号資産(仮想通貨)の取引を行おうと考えている方は、あらかじめ暗号資産(仮想通貨)取引所での口座開設、チャート分析、アプリなどツールのインストール、各種情報サイトの整理といった準備を進めておくと良いでしょう。

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